河本 紫葉 (かわもと しよう)

●河本紫葉プロフィール●
1950年2月18日生まれ。B型。6才より初代河本紫葉に入門。
15才二代河本錦紫より河本紅葉の名を許される。
(※河本流とは?)
演劇に興味を持ち、学生時代より舞台、TVに出演。
1970年 東京演劇アンサンブル俳優養成所を卒業後、研究生として劇団に入団。
以後、フリーでNHK、TBS、東京芸術座等に出演。
1981年 「おどりの空間」創立に子育て中の為、スタッフとして参加。
1992年 むらさき座公演「鳥辺山心中」お染で舞台復帰。
河本紅葉舞踊教室を開き「紅葉の会」として活動しながら、
志賀山葵師、坂東鼓登治師、望月太意吉師(鳴物)に学ぶ。
2005年 おどりの空間主催の新舞踊講習会の講師を故坂東鼓紫朗と
交替で始める。鼓紫朗亡き後は、空間メンバーが講師を勤める。
2007年 初代河本紫葉、高齢の為、二代分家家元を初代より継承する。
2008年 10月、日本橋劇場にて河本流分家家元継承二代「紫葉の会」を開催。
以後、おどりの空間最長老!ではありますが、高齢化社会の皆様の
希望の星として(?) 自身の勉強、舞台、門弟の指導に頑張りたいと思います。


●今迄の海外公演●
1968年 サンフランシスコ、サクラメント等に旅行会社の日本キャンペーン。
1970年 ハワイ、カワイ島に米国旅行社社長の
結婚式に神楽の松本源之助師と共に。
1990年 韓国万博「おどりの空間」メンバーとして参加
●主な舞台●
1992年 むらさき座公演「鳥辺山心中」お染1992年 ことじ乃會「鬼次の拍子舞」白拍子(山樵、鼓登治)
1993年 むらさき座公演「婦系図」お蔦
1994年 むらさき座 「二口村」梅川
1994年 ことじ乃會「妹背山」橘姫
1996年 志賀山霜月の会 「浦島」
2000年 ことじ乃會「嫁菜摘」村娘(飴売り、志賀山葵)
2006年 空間公演「あしたの記憶へ」
2007年 空間公演「岐れ路」
2008年 家元継承ニ代紫葉の会「紀州道成寺」僧、鼓登治
●近年の紫葉●
3人の子供を育てる間、表舞台には出ず裏方をやっておりましたが、子供の手が離れた頃他の空間メンバーの子育て期間中にピンチヒッターとして又舞台に出始める。平成4年、「君は絶対教えるのにむいている!」の言葉に無理矢理(?)押されて、駒込の駅前に稽古場を開くが、その言葉は大当たり!で今では自分でもびっくりするくらい「お稽古大好き人間」に変身!「私って、教える才能の方があるかも!?」なんて思っている今日この頃です。
何しろ、ウン十年間を幸せなおどりの家庭にドップリつかり、河本紅葉として気軽に楽しんでいた私に、平成17年、突然初代紫葉師から、分家家元の継承のお話があり、18年に日本橋劇場で継承の会を開催させて頂いた頃から、やっと自分に天から与えられた役目がわかり始めた遅咲きの花(!?)です。古典も新舞踊もおどれることが、私の夢です。

●これからの紫葉●
古典の勉強をしながら、村尚也の振付の新舞踊を3分間(最近は5、6分ありますが)のドラマとして皆様に広める仕事をしていきたいと思います。●これからの舞台●
6月28、29日 おどりの空間公演『歌を忘れたカナリア』9月28日(火)『(河本)紫葉と(勇家)とんびの姉弟会(きょうだいかい)』お江戸日本橋亭